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院長紹介

院長 市橋秀夫

複数の統計的調査結果によると、全人口の20%以上の人が何らかの精神障害にかかっていることが分かっています(瞬間有病率あるいは時点有病率)。たとえばうつ病だけを取り上げてみても、その生涯有病率(一生のうちにこの障害に何%がかかるか)は女性が20%、男性が17%といわれています。うつ病の有病率は調査のたびに増加を示しています。

私たちのところで受診される人たちはごく普通に社会で生活されている人たちです。たとえば銀行員、公務員、IT関係者、マスコミ関係者、OL、主婦やデザイナーなどさまざまです。医師や弁護士、芸能人などもいらっしゃります。ほとんどの方はそのまま社会で活躍を続けながら治療を受けています。神経科・精神科は決して特殊な診療科ではなく、誰でもかかる可能性がある心の問題を扱う診療科です。ちょっと相談という軽い気持ちで受診していただきたいと思います。開院当初は予想していなかったことですが、こちらに受診された方が紹介して来院される方が多く、つくづく私どもの診療科の敷居が低くなったのだなと思いました。

これまで長年、私は臨床研究および専門医の教育指導を行ってきました。しかし、しだいに自分の臨床を展開したいという気持ちが強くなり、大学教授の定年まで十数年を残して平成七年に渋谷区富ヶ谷に一町医として開業することを決意しました。幸い多くの人たちの支えがあって今日に至っています。神経科・精神科は内科や外科などと違って、高度な医療機器や大規模な医療チームも必要ないため、開業医でも大学病院と同等水準以上の質の高い診療が可能であることも魅力でした。実際に大学病院や国公立病院で治療の難しいケースが私たちのクリニックに紹介されてご来院されています。

あまり知られていない事実ですが、精神科は意外と誤診が多い診療科です。内科などのようないわゆる「検査データ」がなく、ほとんどが精神科面接という問診によって診断が下されるわけですから、当然といえばそうなのですが、たとえば恐怖症を統合失調症と誤診されるようなら、単に治療法が異なるというだけでなく、ご本人にとって深刻な問題となります。初診に十分時間をかけて診察するために、初診は完全予約制になっています。

私たちスタッフは温かさと安らぎとくつろぎを与え、丁寧な診察と治療ができるように心がけています。そしてこれからも、専門家にも先端情報を発信し続けて行く研究的クリニックを目指しています。

略歴


簡単に履歴を自己紹介します。研究歴は長いですが、一貫して臨床実践と臨床研究をめざしてきました

東京医科歯科大学医学部卒業。
同大学の神経精神医学教室で精神医学を研修。
都立松沢病院精神科医員、東京都精神医学研究所兼務研究員。
都立墨東病院神経科医長。
福島大学障害児病理教授。
1995年 市橋クリニック開院。

医学博士。精神科専門医。日本うつ病学会評議員、日本精神病理学会評議員、外来精神医療学会理事、日本芸術療法学会評議員。精神科治療学編集顧問。島崎島薗学術賞受賞。