レスポンシブウェブサイト作成、グラフィックデザイン、システム開発	株式会社アストラザスタジオ

レスポンシブウェブサイト作成、グラフィックデザイン、システム開発

病気と治療方法

teaser_text

パニック障害

多くの人は「気が小さいからなる」と思いこみがちですが、実は高血圧症やぜんそくと同じような「病気」です。パニック障害の患者さんは精神主義的なところがあって、薬なしで治したい欲求があって、また投薬に対して心理的に抵抗する傾向があるようです。恐らく、こうした傾向も障害と関連する症状ではないかと思います。

薬物療法は基本になります。使う薬はSSRIといわれるうつ病の薬が第一選択薬です。そのほか、抗不安薬を使うことがあります。うつ病に使う薬がどうして効くのかというと、セロトニンの代謝低下と関連するからでしょう。実際にパニック障害とうつ病はよく合併します。

薬物療法のほか、心理療法が重要です。安定期に入ったら不安にむしろ積極的に直面し、徐々に不安が軽いものから重いものへと立ち向かうようなexposure method(暴露療法)が適切でしょう。知っておいて欲しいのは、パニック障害の症状が幾ら激しくても、「絶対に死なない」「気が狂わない」「時間がくれば治る」という三原則です。

再発を防ぐために予期不安が完全に消失するまで服薬を続けた方がよいでしょう。