アストラザスタジオ通信|WEB制作・デザインに関する最新情報
Astra the Studio Magazine
1. 知りたい情報にピンポイントでアクセスするために
たとえば、以下のような例で検索機能は閲覧効率を高めてくれます。
A. 製品情報
製品ジャンル別の画面を設けることが多いのですが、最初から製品名を知っている場合は、ジャンルの中から探すより製品名で検索するほうが効率的です。
B.重要キーワード
事業運営のキーワードが複数の画面に登場する場合、そのキーワードで検索できれば閲覧者はキーワード関連情報を見落とすことが少なくなります。
C. アーカイブ情報
過去のお知らせやニューズレターなど、定期的に新規画面が追加されるような記事は、一覧表も膨大になります。自分の知りたい情報が過去に掲載されたのか、検索機能があればすぐに判断できます。
このように、閲覧者の望む情報を効率的に表示する上でとても効果的な検索機能ですが、それを実現するにはさまざまな方法があります。その中からおススメの2つを紹介しましょう。
2. 実装が簡単なGoogle Search
皆さんも良く利用されるGoogle 検索。この優れた検索機能を自分のホームページに実装することができます。Googleが提供するスクリプト(ちいさなプログラムのようなもの)をホームページのソースコードに埋め込んで実現します。
ただしこの検索データベースは、Googleがホームページを巡回してくれないと情報が反映されません。今日画面や情報を追加しても、検索結果に反映されるまで、場合によってはかなりの日数がかかることがあります。
また、Google Searchは通常無料で実装できますが、大規模サイトの場合有料になることがあります。
3. 大規模サイトには高機能を備えた マーズファインダー
検索結果を日々最新のものにしたい、あるいは検索結果を判りやすく表示したい、そんな大規模サイトオーナーさんには、有料のサイト内検索システム マーズファインダー(MARS FINDER)はいかがでしょう。
有料ですが、Google Searchに比べて以下のようなメリットがあります。
- 入力補助やマルチデバイス(スマートフォン、タブレット、ウェブサイト等)対応などユーザビリティにも配慮
- 検索結果の表示にはページの内容が一目で分かる画面のキャプチャ画像も表示。
- 対象画面数の制限なし
また、検索システムはウェブサイトが格納されているサーバーではなく、外部にありますので、このシステムを導入しても、現在お使いのウェブサーバーに負荷がかかることはありません。
さらに、サイト検索の履歴を収集できるので、ユーザが求めている情報が何か知ることができます。どんなキーワードで検索したのか調べれば、閲覧者が見つけにくい情報や、現在のサイトに足りない情報が何か判りますから、それをもとにウェブサイトを最適化することができます。
MARS FINDERについてはこちら
以前までホームページ閲覧は、まずHOME画面から見始めて、目次を頼りに他の画面に移動するという閲覧スタイルが主流でしたが、最近は検索サイトやSNSの影響で、HOME以外の画面から閲覧を始める人が増えています。 そうした閲覧者に対しても、検索機能は有効なものとなるでしょう。